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サステナビリティ

CSR SDGs
SDGs

基本的な考え方

進工業では、会社の基本理念にある「常に社会に貢献できる会社」としてあり続けるために製品開発に取り組んできました。この背景にあるのは創業以来、「社会課題を解決することで人々の生活を豊かにしたい」という思いがあったからです。最近ではコロナワクチンを低温状態で世界中に届けるための搬送システムなどにも当社製品が使用されています。

現在、世界中で「持続可能な社会」の実現に向けての議論がなされ、様々な課題が浮き彫りになってきました。これらに対して、進工業は「人財」「環境」を軸に持続可能な社会の実現のために向き合います。「人財」については実習生・インターンシップの受け入れ継続的におこなうとともに、社員に対してはSDGs教育をおこない、良品率改善による廃棄物等の削減・省エネ活動・募金活動などの強化につなげていきたいと考えております。

また、当社は美しい自然に囲まれた「環境」に生産拠点を構え、企業活動をおこなってきました。福井県小浜市の新棟建設においては、太陽光パネルの設置にとどまらず、水素システムなどの導入を計画しています。また電力量削減という環境目標を達成することで、これら自然を守り、次世代に引き継ぐべくカーボンニュートラルの実現に向けて、地域と連携し活動を推進して参ります。

主な取組項目

SDGs目標 取組内容
GLTD保険の会社負担
フェアトレード商品の購入の推進
社内での募金活動推進
予防接種補助金負担、AIG保険提供
技能実習生の受け入れ、インターンシップ受け入れ
社員の資格取得補助、通信教育補助制度の実施
女性雇用率・女性役職者率の向上・男性育児休業取得率の向上
社員の資格取得補助、通信教育補助制度の実施
工場における排水監視、廃棄物・化学薬品の管理徹底
地域清掃活動
社内でのマイボトル推進によるプラスチック、紙資源、缶の削減
新工場太陽光パネル・水素システムの導入
高品質・高信頼性・省資源の製品の開発と生産
環境目標の設定(電力削減・再生可能エネルギー比率・不良率削減)
省エネ活動(エアタオルの停止、不要照明の消灯、遮熱シートの活用)
生産ラインの自動化・IOT化
ホワイト企業認定
高品質・高信頼性・省資源の製品の開発と生産
技能実習生の受け入れ
産学官連携テーマの推進
グループ行動規範の教育
地域清掃活動、地域での雇用機会提供
環境目標の設定(電力削減・再生可能エネルギー比率向上・不良率削減)
環境負荷物質の監視と規制適合
全社的なペーパレス促進
紛争鉱物への対応
公正な取引における遵守
グループ行動規範の徹底
地域行政との防災に関する連携
障害者を雇用する会社への優先発注
社内および地域学校でのSDGs教育実施

SUSUMUにおける取組み詳細

1.市町村との連携による海岸清掃活動 / 今できることをする ~地元に貢献・恩返し~

糸魚川は海の街と言われるほど海が有名なところです。ヒスイ探しに糸魚川に来る方も多く、とてもうれしく思っています。しかし・・・このきれいな海岸にも漂着ごみやポイ捨てされたゴミが多いです。その中でもプラスチックごみは分解されないのでいつまでも残り続け、マイクロプラスチックとなります。海の生物がマイクロプラスチックを食べてしまう可能性も大いにあります。進工業は「いまできること」を目標に環境を守っていきます。集合時はどんより曇り空で小雨も降っていましたが海岸清掃を始めると太陽も出てきました。さわやかな天候のなか清掃活動をすることができました。

2.小浜第二中学校でのSDGs教育

今後を背負っていく若年層への教育として、生産拠点の小浜市内の中学生向けにSDGs 教育を実施しました。2年1組を訪問し、約35名ほどの生徒に対してダイバーシティについての授業を実施しました。

3.「ハイドロキュービック」を世界で初めて工場(小浜新棟)に導入

小浜新棟には「ハイドロキュービック」が世界で初めて工場に導入されています。ハイドロキュービックとは太陽光発電と水素の製造・発電設備を組み合わせた、電力貯蔵が可能なクリーンエネルギー発電システムです。

太陽光発電で生み出された電力は、平日では工場稼働のため最大限利用されますが、休日や長期休みの時は、電力消費が減って余剰電力が生まれます。この余剰電力を使って、純水を電気分解し、水素と酸素に分離させます。生成した酸素は外へ放出し、水素のみ水素貯蔵装置内にある、水素を取り込む合金に吸着させ、蓄えます。水素は気体ですが、この合金に吸着されて固体の原子に変わります。結果、気体の状態に比べ約1000分の1の体積での貯蔵が可能になります。発電の際は、タンク内を温め、合金から水素を分離させます。分離した水素を燃料電池まで送り、酸素と反応させて発電します。

すべてのタンクが満貯蔵の状態で、電力換算で約675kwh貯めることができます。これは一般的な4人家族の約50日分に相当する電力です。このシステムにより、地域住民の方々に小浜工場を避難所として利用いただいた際も、生活や情報取得に欠かせない電力供給を継続することができることから、他の避難所よりも、より良い環境をご提供できると期待しています。

「ハイドロキュービック」を世界で初めて工場(小浜新棟)に導入 「ハイドロキュービック」を世界で初めて工場(小浜新棟)に導入

4.コロナワクチンの搬送

Pfizer社製コロナワクチンの搬送用のData Logger(データ保存装置)などにも進商品が使われており、世界の各国々に安全にワクチンを届ける事が可能になり、社会に貢献しています。
Pfizer社感謝状

5.募金活動 ~飢餓をゼロに~

社内で募金活動を強化していきたいと考えております。